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若年性の歯周病「侵襲性歯周炎」の特徴 小学生~30代に多い原因は? 

歯周病

若年性の歯周病「侵襲性歯周炎」の特徴 小学生~30代に多い原因は? 

歯周病は中高年に多い症状ですが、小学生から30代までの若い人も発症してしまうものを「侵襲性歯周炎」と呼びます。近年の研究によって、年齢だけでなく現代人の体質や特定の歯周病菌が原因になっていることがわかってきました。
今回は大人から子どもまでかかってしまう「侵襲性歯周炎」の特徴と、若年層に多い原因についてご紹介します。

若い年代でもかかる歯周病「侵襲性歯周炎」の特徴

侵襲性歯周炎の特徴は、通常の歯周病よりも進行が早いということ。
40代以上の方に多い慢性歯周病は、長い年月をかけて徐々に進行していきます。それに対して侵襲性歯周炎は、年齢に関わらず短期間で急速に進行してしまいます。具体的な期間は個人の生活習慣によるところが大きいですが、気付かない間に重度の歯周病に至っていることもあるので注意しましょう。
また侵襲性歯周炎は、患者の家族も似た症状を持っている場合があります。その原因は、免疫機能の遺伝や夫婦間、親子間の感染などが考えられています。そのため10代に満たない子どもであっても、このような歯周病にかかってしまうことがあるのです。

小学生の歯並びに影響する「限局型侵襲性歯周炎」

歯が生え変わる6~10歳前後の年代には、「限局型侵襲性歯周炎」という特有の症状が見られます。
「限局型」が特に発症しやすいのが、歯の一番奥に生える「第一大臼歯」付近です。「6歳臼歯」とも呼ばれる永久歯で、かなり早い段階で生えてきます。一般的な永久歯は小学校高学年くらいで生え変わるので、第一大臼歯が生えてきたことに気付かない場合もあります。意識的な問題に加えて、歯冠の半分以上が歯肉に埋没しているので、磨き残しが起きやすい部分です。

侵襲性歯周炎になる原因

●若年層の免疫力の低さ
侵襲性歯周炎の大きな原因は、若年層の免疫力の低さにあります。
近年の若年層は心身のストレスや運動不足によって、以前よりも免疫力の水準が低下していると考えられています。
本来ならば若年層は中高年よりも病気になりにくい年代です。しかし免疫機能の水準が低下していることで、中高年にとっては問題ない程度のプラーク(歯垢)でも歯周病になってしまうと考えられています。

●特定の細菌が関係している
近年の研究によって、侵襲性歯周炎には「Aa細菌」という特定の歯周病菌が関係していることがわかってきました。
Aa細菌は白血球の働きを弱めてしまうため、免疫力の低下と相まって歯周病の進行を早める原因になるのです。Aa細菌は歯周病菌の中では珍しい種類で、夫婦・家族間の感染や免疫機能の遺伝が関係しているのではないかと考えられています。

●食事や歯磨きなどの生活習慣
侵襲性歯周炎が2,30代の成人にも起こる理由として、生活習慣の問題が関係しています。
歯周病のケアには、歯磨きなどによるプラークコントロールが大切です。成人して一定の免疫力がついても、食生活が乱れたり、歯磨きを怠ってしまうと侵襲性歯周炎になるリスクが増加します。

若年性の歯周病「侵襲性歯周炎」の特徴 小学生~30代に多い原因は? 

若年層でも日頃の歯周病ケアが大切

若者が侵襲性歯周炎になってしまう理由として、歯をきちんとケアできていない習慣的な問題と、この病気が広く知られていないという認知性の問題が挙げられるでしょう。きちんと歯磨きの習慣をつければリスクを下げることができますし、診察を受ければ専用の投薬治療で治療することもできます。小さいうちからオーラルケアの大切さを教え、磨き残しのチェックや仕上げの歯磨きをしてあげましょう。