インプラント治療コラム

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インプラント治療

骨を再生してインプラント治療を可能に!? GBR法の特徴とは

インプラント治療では歯を支える「歯槽骨(しそうこつ)」が必要であり、歯槽骨が不足しているとインプラント治療が不可能になります。

こういった場合の対処法となるのが、歯槽骨を再生するGBR法です。

今回はGBR法の詳しい特徴をご紹介していきます。

歯槽骨が不足する原因とは?

インプラント治療では歯茎にインプラントを埋め込みますが、歯を支える歯槽骨が不足していると、インプラントを埋め込んでも支えられず脱落してしまうため、インプラント治療が不可能になります。

歯槽骨が不足する原因としては先天性の場合もありますが、その多くは「歯周病」が原因となります。

歯周病は放置すると歯茎を痩せさせ、最終的には歯茎内部にある歯槽骨までをも溶かしていってしまうのです。

このため歯周病を患っている方がインプラント治療を行う場合には注意が必要です。

またその他にも、歯の喪失、合わない入れ歯の使用などによって歯槽骨不足に繋がることがあります。

歯槽骨を再生するGBR法とは?

歯槽骨が不足しインプラント治療が行えない方への救済策として用意されている治療法が「GBR(guided bone regeneration)法」です。

GBR法では、最初にインプラントを歯茎に埋め込み、次に周囲に自家骨あるいは人工骨(骨補てん剤)を移植します。

その後、生体材料でできた人工メンブレン(専用の膜)で覆い歯槽骨を誘導再生させる治療法です。

GBR法を施してから約4~6ヶ月を目安に歯槽骨が再生すると考えられています。

歯槽骨が再生した後は、インプラントの上部に人口の歯(上部構造、クラウン)を被せインプラント治療は完了となります。

GBR法のデメリット

GBR法は歯槽骨が不足してしまっている方に有難い治療法ではありますが、一方でデメリットとなる部分もあります。

GBR法のデメリットは以下のものとなっています。

細菌感染や骨の喪失
GBR法は高度な技術が必要となる治療法です。このため上手く手術が行えなかった場合、局部で細菌感染が起こったり、最悪の場合骨の喪失に繋がる場合があります。

痛みや腫れ
GBR法で骨が再生することで、痛みや腫れが続く場合があります。

費用や治療期間
GBR法を行うことで追加料金が発生する場合があります。さらに、GBR法を行うことで通常のインプラント治療よりも治療期間が長くなる場合があります。

不足した骨を補う治療法はGBR法のほかにも、サイナスリフト、ベニアグラフト、ソケットリフトなどいくつかあります。

どういった方法で骨を補っていくかは、診察を受けた上で歯科医と相談していきましょう。